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The Irma Thomas Collection - Irma Thomas (1996)

 たとえばアレサ・フランクリンのような、全米規模でのスーパースター、もしくは時代の象徴として君臨した訳ではないけれど、60'sソウルを語る際に忘れてはならない存在。そんな人々はたくさんいるのですが、その割にあまり紹介されないのが非常に残念なところ。そのひとりが、「ニューオリンズのソウル・クイーン」としてその惨然たる足跡をかの地の音楽史に残すこのアーマ・トーマス

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 1941年にルイジアナに生まれ、10代の頃から教会で歌い始め60年にレコードデビュー。かのローリング・ストーンズの"Time Is On My Side"、オリジナルは実は1963年の彼女の曲なのです。60年代にはその独特のソウルフルなボーカルを聞かせたものの、70年代以降はブルースにも接近、現在も音楽活動を精力的に展開中。そのオリジナルの"Time..." やヒット曲"Wish Someone Would Care"はもちろん味わい深い名曲ですが、80's育ちの私としては英国のコメディー女優/歌手のトレイシー・ウルマンが83年にカヴァーしヒットした事で知られる"Breakaway"(オリジナルはジャッキー・デ・シャノン)が今でも印象的。ハスキーではつらつとしたボーカリゼイション、そこに北部的な洗練とは違ういなたさ、メンフィスソウルとも違う独特の開放感(これはDixie Cupsにも通じます)が感じ取れるところがやはりニューオリンズ。かの地の温かみと人間味が伝わって来ます。

"Breakaway" and "It's Raining"
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by penelox2 | 2008-02-11 18:04 | T